精神疾患と人付き合い~オープン?クローズ?~
- 2020/04/22
- 11:19

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精神疾患を持っていると、
ご近所付き合い
職場での人間関係
親戚付き合い
ママ友付き合い
など、様々なシーンで、病気を打ち明けるか、隠すかで悩む方も多いかもしれません。
身体障害と違い、目に見える障害ではないので、余計な偏見を持たれたくないと"隠す" という選択もしやすい。
うつ病から解離性障害になった私の母は、最初は隠す人でした。
発病は20年も前のこと。
"うつ病" という病名も今ほど知られておらず、偏見も多かった時代です。
結局、隠しきれず、晩年はオープンにしていましたが、今度は逆に
「私は病気だから」と、よく口にし、身近にいた私としては、"病気"に逃げている印象を受けました。
実際、「病気だったら何をしてもいいの!?」と、トラブルになることもしばしば。
そんな母を見てきた私。
自分の場合は、"ゆるくオープン"。
機会や必要があれば話すし、なければ自分からは言わない。
職場は、たまに当日欠勤や、早退で迷惑をかけるので、長い付き合いの上司や同僚にはオープンです。
後輩にはわざわざ言ってはいませんが、「どうして休んだの?」等、訪ねられた場合には「持病があって」と答え、「なんの病気?」とさらに聞かれれば「メンタルだよ」と、答えます。
そんなスタンスをとっていて、困ったことは一度もありません。
一緒に仕事をすることが多い先輩には、もう少し踏み込んで、
「今日、調子がよくなくて強めの安定剤飲んだから体がだるいんだよねー。仕事の動きが悪かったらごめんねー!」
と言ったりしますが、
「わかった!フォローするよ!」
と、頼もしい返事を返してくれるので、オープンにしていることを悔やんだりもありません。
ご近所付き合いも、ママ友も同様。
聞かれたら答える。
今の時代はあまり精神疾患に偏見がないのか、
親しかったのに病気のことを打ち明けたら、疎遠になった!
ということもありません。
90才超えのご近所さんですら、打ち明けてもそれまでと変わらず親しくしてくれます。
もしかすると、関係の薄いママ友に関しては遠巻きにされているのかもしれませんが、親しいママ友は、むしろ、
「なんかあったらいつでも言って!」
と、理解を示してくれます。
難しい問題なので、すべての精神病患者に
「オープンにしようよ!」
とは言えませんし、思いません。
言えるのは、
「ゆるくオープンにしても、困らないヤツもいるよ!」
ということぐらい。
どなたかの参考になれば…
と、思います。(*^^*)
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